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まちいろエンジニアブログ

南池袋のWebサービス開発会社、株式会社まちいろのエンジニアブログです。

写真修正に迷わないために。明暗、色の部分修正方法について。

デザイン

こんにちは。まちいろのデザイナー楓子です。
デザインには写真は不可欠。
ということで、ここ数回テーマは写真加工・写真についてなどのお話を させて頂きたいと思います。
写真加工の技術紹介をしているところは多いですが ここではもう一歩踏み込んで よりいい写真を完成させるための流れを紹介していきます。
※いい写真というのは意図やストーリー性の感じるものです。
写真に物語やその物のらしさ感が出ているとより見る人側の印象に残ります。


第1回目は「暗い写真を明るくする写真修正の全体の流れ」です。


では「暗い写真を明るくする写真修正の全体の流れ」をご説明します。
皆さま、暗い写真に気分まで真っ暗なんて経験はございませんか?
私自身「影がつきすぎて顔が怖い」「全体的に写真が黄色っぽ過ぎる」など、 様々な事がありました。
そんな悩みを一緒に解決していきましょう。

今回はこのように写真を修正していきます。

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大まかな流れ

今回話すことをざっくり箇条書きすると・・・・
・始める前に大切なこと:写真のらしさ感を考慮し修正度合いの判断
ヒストグラムを確認。色、明暗バランス把握。
②新規レイヤーの作成
③対象物(オブジェクト)の選択
④色調補正
上記、3点について話していきます。
第2回目以降からはこの1回目の補足として、詳しい情報を付け足していきます。

始める前に:写真の「らしさ感」を考慮し修正度合いの判断


らしさ感を考慮することで主役である被写体がより生き生きしていきます。
意味わかりにくいので具体的に。

f:id:f_arai:20161013101752p:plain


この写真であったら どすこい感を出したいので、
重量のある犬=どすこいと言うワードから
・寒色よりは暖色寄り=被写体の犬は少し赤味を入れよう。少し暗くすることで重量感を。
・背景より主役が目立つようにしたい=背景の色を補色であるシアン調整+明暗調整
といった具合です。
難しいかも知れないのですが、簡単な方法としてはまず
・どすこいのように明確なタイトルをつけておく
・そこから写真修正の計画を練っておく
何も考えず修正してしまうと、効率が悪く、その上そのものの良さを消してしまう恐れもあるのでお勧めできません。


例えば、優しげで綺麗な女将さんというタイトルをつけるとします。
それなら、美白にして全体的なコントラストは抑えて、色バランスを均等にした方がいいと考えられます。
高級感があっておいしそうな卵かけご飯なら、背景は暗めにして、商品は彩度高めにしてそのものの主役感を上げよう。など。 いろいろと判断が出来るわけです。
写真に限らずデザインをする時は常に「らしさ感=そのものがまとっている雰囲気」意識するようにしてください。

ヒストグラムを確認する。色、明暗バランス把握。


ヒストグラムとは簡単に言うと、写真の色バランス、明暗などが一目で分かる表です。
これを見て、全体の仕上がりをどう調整するかを判断します。
まずはヒストグラムを開いてください。

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ウインドウ>ヒストグラムにチェックを入れるとワークスペースに出てきます。

②新規レイヤーの作成


新規レイヤーを作成してください。
Photoshopは元に戻る機能はありますが、限られている為元の画像は残し
コピーのレイヤーを作成して、そちらを修正していきます。

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簡単に言うと、写真の色バランス、明暗などが一目で分かる表です。
これを見て、全体の仕上がりをどう調整するかを判断します。

f:id:f_arai:20161013110633p:plain


つまりこの図からは暗いエリアにはシアンが多く、明るいエリアにはマゼンタが多い
中間明度にはイエローやグリーンが多いと言うことがうかがえます。
この写真中間明度が多いので、全体的にイエローとグリーンが中間色に多い形になっています。
ということは、自然な写真に近づけるにはシアンとマゼンタを調整すればいいのです。

③対象物(オブジェクト)の選択


色など変更を加えたい箇所を囲っていきます。 いろいろなツールがありますのでそれぞれ用途にあったものを使うと良いかと思います。


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今回は規則性の無い線(毛)なのでなげなわツールを使用します。

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対象物を選択したら、メニューバー選択範囲>選択とマスクで境界線を調整します。


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そのままだと、境目がはっきりしすぎて修正する時に不自然になるので
境目をぼかします。バーを調整して境界線をぼかしましょう。

④色調補正

色調修正は色々なツールがあるので、自分に合ったものを使うと良いかと思います。 主に使われるもので、自分自身もこれは外せないというものを紹介していきます。


メニューバーのウインドウ>メニューバーのイメージ>色調補正 を開きます。

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色調補正のアイコンの名称を一覧にしてみました。 その中でも特に使う3つの説明をします。
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レベル補正


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ヒストグラムがうっすらと見えています。 このバーを移動させることで、明暗の調節が可能です。

トーンカーブ


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レベル補正と同じく、線の下にあるグラフはヒストグラムと同じものです。背景は明暗の量を表しています。 明るくしたい時はこの斜めの線を上にやり、暗くしたい時は下に線をドラックします。

カラーバランス


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カラーバランスは色の調整を行う時に便利です。 自分の変えたいイメージに合わせて、変更しましょう。

最後に


ここまでお疲れさまでした。 写真加工は奥が深いので、これでもまだまだ書き足りないのですが ここをまずおさえていただくとだいぶ写真を思う通りに修正できるようになります。 次回以降の補足によってまた詳しく書きますので、今後ともよろしくお願い致します。 また、何かここはこの方がいいのでは?という疑問やもっと詳しく説明して欲しいということがありましたらコメント頂ければと思います。