こんにちは!まちいろの森です。
システムを開発している時、サーバーを構築している時、Windowsからサーバーに接続するためには様々なツールを利用し、接続していると思います。 WindowsだとTeraTermを利用している方が多いのではないでしょうか。 私もTeraTermユーザの一人で、利用してサーバーに接続しています! 利用していますが、毎回毎回ユーザとパスワードを求められ、面倒だな…自動でログインできたらなと思うこの頃です。
そんな面倒を無くし、ダブルクリックでサーバーにログインすることができる設定があります! ここでは、その設定方法をご紹介します!!!! 私はAWSのサーバーを利用しているので、AWSにTeraTermから自動ログインする方法をご紹介します。
まず始めに…
ttlファイルを作成します。以下の通りテキストエディタで作成し、「.ttl」で保存します。
HOSTADDR = 'ホスト名' USERNAME = '接続ユーザ名' KEY_FILE = 'AWSへ接続用のキーファイルパス(拡張子が.pemのファイル)' COMMAND = HOSTADDR strconcat COMMAND ':22 /ssh /2 /auth=publickey /user=' strconcat COMMAND USERNAME strconcat COMMAND ' /keyfile=' strconcat COMMAND KEY_FILE connect COMMAND end
次に…
作成したttlファイルに「TTPMACRO」のexeファイルを関連づけて、完了となります。 関連付ける手順は以下になります。
1.ttl上で右クリック⇒プロパティ⇒変更を押下
2.TeraTermがインストールされているフォルダ配下の「ttpmacro.exe」を選択し、OKを押下します。
上記で作成したttlファイルをダブルクリックすると以下のように自動でサーバーにログインできます。
オススメ設定
これまでの手順で自動ログインは可能となりましたが、TeraTermにはほかにもおすすめの設定があります。 それはttlごと(接続先ごと)に背景色、文字色を変更できる設定です。 それについてここではご紹介します。
1.ttlでサーバーに自動ログインし、設定⇒ウインドウをクリックします。
2.以下のような画面が表示されるので、背景色と文字色を好きな色に設定します。
3.設定後、設定⇒設定の保存でiniファイルとして保存します。
4.ttlファイルにiniファイルの設定を以下のように追記、保存すると設定が反映されます。 保存後、ttlファイルをダブルクリックすると先ほど設定されたもので起動されます。
○ttlファイルの「KEY_FILE」の下に追記するもの
INIFILE = '作成したiniファイルパス'
○ttlファイルの「strconcat COMMAND KEY_FILE」の下に追記するもの
strconcat COMMAND ' /F='
strconcat COMMAND INIFILE
最後に
サーバーが複数存在する場合に環境の誤りを防止するひとつの方法として、みなさんも活用して頂ければと思います。